トレーハンドリング特集


   

 全国の食品工場にて重量物運搬業務等の重労働に従事されている皆様、過酷な環境における日々の業務、大変お疲れ様です。昨今の食品業界においては業務の多様化人手不足が相まって、現場の皆様の負担は増すばかりと聞いております。その一方で、各企業としては”福利厚生の充実””ワークライフバランスの確立”のため、重労働の削減や勤務時間の短縮等を推進されているとも聞いております。これらの一見すると両極端な2つの課題を解決するには、それなりに思い切った事業改革が必要となってきそうです。

 

 具体的にお話しすると、食品工場での業務における重労働の代表格といえば”トレーや天板を運搬する作業”であると思います。特に、製パン工場や製菓工場において必ずと言っていいほど存在する作業であり、担当者の方の疲労感を最大限高めてしまうという非常に恐ろしい圧倒的重労働です。かといって、誰かがやらないと生産が全く進まない…なんという負のループでしょうか。

 

 私たちとしては、職員の方の負担を軽減しつつ効率的に業務を遂行していくためには、”重労働のロボット化”が欠かせないと考えております。今回は、食品工場における重労働の一つ”トレーや天板を搬送する作業”のロボット化についてご紹介したいと思います。

 

 

 ロボットによるトレーハンドリング”は、主に食品工場やベーカリー工場における生産ラインでのトレーやパンの搬送作業を自動化するためのシステムです。これまで職員の方が人力で行っていたトレー搬送作業(トレーの持ち運びや移し替え等の作業)を、ロボットが人間の代わりにこれらの作業を実施します。例えば、コンベヤにより搬送されてきたトレーをピックしてラックへ挿入したり、または、ラックに入ったトレーを取り出して指定された場所に搬送する等、今まで職員の方にとって非常に大きな身体的負担だった作業を、ロボットに実施させるシステムになります。

 

 トレーを搬送する工程をロボット化することにより、例えば以下のような自動化ラインを構築することが可能となります。以下の図面等を参考にし、”皆様の生産ラインにロボットが導入された場合”について、イメージしてみてください。

 

 

 コンベヤ上を流れてくるトレーをロボットが下流にてピックし、ラックへと搬送します。この作業が手作業の場合、トレー上には製品が乗っていることが多いため、重量物を運搬することにくわえて製品にダメージを与えないよう慎重に作業する必要があるので、職員の方にとっては大変負担のかかる作業です。この作業を自動化することにより、職員の方の身体的疲労を劇的に軽減するだけでなく、長時間の安定した生産体制を確立することが可能になります。

 


 

 ラックや台車に積載されたトレーをロボットがピックし、コンベヤ上流へと搬送します。この作業が手作業の場合、非常に単調な作業の繰り返しとなるため、職員の方のモチベーションは非常に低下してしまいます。コンベヤ上流での作業ということもあり、ここでの搬送作業が遅れると下流の生産工程に大きな影響が出てしまうので、職員の方の気苦労も絶えることはないでしょう。この作業を自動化することにより、コンベヤへのトレー供給を飛躍的に安定させることができ、下流工程の生産の安定化に大きく寄与します。


 

 他の生産用機械と連動し、機械へのトレー受け渡し作業をロボットが実施します。特に機械が大量生産用の機械であり、機械へのトレーの受け渡し作業を手作業で実施する必要がある場合、担当される職員の方の作業はかなりの過酷な作業となること間違いありません。例えば、Unifillerの多連ノズル充填機MultiStationとロボットを連動させてトレー受け渡し作業を自動化することにより、MultiStationへ空トレーを安定的に供給し、その後に充填されたトレーを即座にラックへ格納することが可能になり、大量生産用の機械のパフォーマンスを最大限引き出すことが可能になります。

 


 肉体的な負担が大きい作業から解放され、労災・疲労のリスクが劇的に減少します。その結果、より人間の判断力や創造性が求められる付加価値の高い業務に集中することが可能になります。これらの高度な業務経験を通じて個人の能力のスキルアップに繋がり、職務満足度が飛躍的に向上することで、最終的に離職率の低減に寄与します。

 

 手作業においては、作業時間や個人の体調によって作業速度(スピード)にバラツキが生じます。対照的に、ロボットシステムは、事前に設定されたサイクルタイムを正確に順守します。これにより、人手と比較して圧倒的な長時間稼働かつムラのない一貫した連続作業が可能となり、生産ライン全体の処理能力と生産安定性が劇的に向上します。

 

 協働ロボットは、人間と同じ作業空間で安全に稼働することを前提に設計されています。そのため、従来の産業用ロボットが必要とする安全柵やセーフガードを不要とし、圧倒的な省スペースでの設置が可能です。これにより、職員の方々はロボット周辺で非常に柔軟に作業を行うことができ、生産レイアウトの自由度が高まります。

 

 

 こちらの企業は、ニューヨーク式ベーグルの伝統を維持しつつ、ベイエリア(会社の所在地周辺)の高い需要に応えることのできる生産性を確立するため、可能な限り自動化を進めておられます。ベーグル生地をラックに積み込む重労働をBaker-Botに任せることにより、職員の方の怪我のリスクを減らすことにくわえ、より付加価値の高い職人作業(新製品開発やブランディング等)に集中できるような環境となっているようです。

 

 Baker-Botは、職人による人間ならではの手作業を尊重しながら、重労働と高いスピードが要求される単純作業を引き受けることで、伝統的なベーカリーショップによる現代的な企業運営”を可能にする重要な役割を果たしています。

 

 今回も、私たちのメルマガを最後までお読みいただきありがとうございます。今回の記事ではロボットによるトレーハンドリングのシステムについてご紹介させていただきました。これらの情報について、皆様が一歩先の未来へ進むためのヒントとしてご活用頂ければ幸いです。単純労働は機械やロボットにお任せし、私たち人間は”人間にしかできない仕事”に集中していきたいですね。

 

 それでは、また次回のメルマガでお会いしましょう。

 

 

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★私たちは様々な機械を取り扱っております★

ぜひ一度カタログをご覧ください!!



 

 これが未来のスタンダード! 充填からトレー運搬まで全てをこなす協働ロボットです。 タスクをプログラミングすることにより、各種充填作業やトレー運搬等を行います。 協働ロボットですので安全に人間の隣で作業できるため、既存の生産ラインの作業者のすぐ隣に組み込むことが可能です。特に得意とする作業は以下の2点です。

 

★ターゲット充填

コンベヤを移動する製品に対し、追従充填を実施する事が可能です。ランダム配置(製品の向きや配置が一定でない)されコンベヤ上を上流から移動してくる製品に対しコンベヤを停止することなく対応可能なため、圧倒的な高効率化を実現出来ます。

 

★トレーハンドリング

人間の代わりに天板の搬送作業を行います。天板のラックからの取り出しや、コンベヤ上への搬送等、様々な状況に対応します。重労働かつ反復作業をロボットが実施するため、作業員の方の身体的負担を圧倒的に軽減する事が可能です。

 






 小さなスペース大きな成果! 多連ノズル(ピストン式)及びコンベヤ連動式の充填機です。製菓製パン業界においては、ギアホイール式充填機が一般的には使用されていますが、生産速度や充填可能製品には限界があります。このMultiStationなら、液体~固形物~粘体まで幅広い製品に対応し、高速&同時多連充填により業務効率を向上させることができます。そして、機械自体が非常にコンパクト設計なため、省スペース&高効率化を同時に実現することのできる大量生産用フードマシンとなっております。

 

・工具不要で組立~分解洗浄が可能な設計

・最大460mm幅のトレーや天板に対応

・サーボ駆動式

・充填時にはコンベヤが連動して昇降

・タッチパネルで7種類の充填モードの選択、100種類のレシピを保存可能

・微調整もタッチパネルにて簡単操作





 CMD500は、手ごろな価格かつメンテナンスが容易なエアー駆動式充填機に、当社のサーボ搭載型充填機の機能を組み合わせた、 当社初のスマートハイブリッド充填機です。この充填機は、小型でありながら非常にパワフルで、小さな厨房から大規模な生産現場まであらゆる期待に応えれるよう設計されております。

 

・Unifiller +アプリ経由で、レシピの保存やスクリーン上での詳細設定が可能

・ 当社サーボ搭載型充填機とほぼ同等の機能を搭載

・エアー駆動式充填機と同等の低価格及びメンテナンス性を実現

・コンパクトで省スペース設計

・水洗い可能設計

・食品に触れるパーツは食洗器による洗浄が可能

・工具不要で素早い洗浄や製品切替が可能




 iPumpは、省スペースで移動も簡単な搬送ポンプです。液体から高粘度の製品まで品質を損なうことなく簡単な操作で搬送することができる、HopperTopperSeriesの小型モデルとなっております。力仕事が不要の自動運転で、ミキシングボールやタンク等から食材を直接充填機へ吸い上げ搬送します。工具なしで分解組立てを行え敏速かつ少ない軽量部品で衛生的でシンプルな構造です。

 

・移動が簡単なキャスター付き、オールステンレスフレーム

・ホッパーへ引っ掛けるためのツール付き

・食材へのダメージ軽減及び搬送量調整のための速度調整機能

・残量センサーを装着することにより、ホッパー内の水位を最適な状態に保持




 このモデルは充填機を初めて運用されるお客様の為に設計されている、UNIFILLER最小充填機です。組立から充填開始までを迅速に行うことができ、洗浄の為の分解は驚くほど簡単に行えます。 設置面積が非常に小さく必要な時にいつでも移動が可能ですので、ホテル・レストランの厨房にもお勧めです。

 

・テーブルやカウンターの上など小スペースでの作業に便利

・コンパクトサイズでも正確な速度と充填量

・多種多様な使い方が可能

・食品が接する全てのパーツは素早く丸洗い可能(全てのパーツは食洗器で洗浄可能)

・22リットル円錐ホッパー




 Universal 2000i FoodServiceは※40ml−2750ml迄幅広く大量充填できる本体が昇降するMODELです。生産現場の作業効率を高める究極の衛生要件を満たすように設計されています。水産・食肉・総菜・製菓製パン・漬物・コスメ業界と幅広い製品充填に使用されています。ドレッシングやスープなどの液体製品からデリサラダ、乳製品など固形物の有無に関わらず比較的粘性の高い食材の充填に使用することができチーズケーキ・マフィン・シュー・ケーキ生地、ムース、フルーツパイの詰め物、ミートパイ、ポテトサラダ、シチュー、肉類などを一度に大量に充填できます。

 

・大容量79リットルホッパー
・鶏肉等の固形物(5~6㎝まで)の充填が可能
・非常に丈夫なオールステンレス構造5インチ(127mm)スイベルキャスター付き
・傾斜したカバーにより食品の安全性と衛生が向上
・ワンタッチで昇降し作業高さの調整が簡単





 充填物をホッパーへ無人搬送! 自動供給・省人化のための搬送システム体から粘体まで、高速移送ポンプ センサーが自動で残量を識別し自動で製品を搬送します。 これまでの重労働を大幅に削減、現場の作業環境を劇的に改善します。

 

 

・工具不要で素早く製品交換が可能
・必要に応じて搬送スピードを調整可能
・製品の品質を保つため、手ですくうような搬送を実施
・ホッパーセンサーを装着することにより、ホッパーの水位を一定に保持
・長時間の連続稼働が可能
・分解洗浄が容易な構造





 当社ベストセラー万能充填機! 約100種類のアタッチメントと4つのモデル食品業界デポジッター 製品・生産量・使用形態に合わせてカスタムが可能です。 液体や粘性の高いもの、固形物の有無に関わらず幅広くお使い頂けます。

 

・国際特許取得バルブにより固形物を壊さない

・少量から幅の広い充填レンジに対応

・高速で正確に計量可能

・エアー駆動式で食材接触部は本より機械は丸洗いでき部品は食洗器でも洗浄可能

・軽量でとても少ないシンプルな部品は扱いやすく分解~清掃が簡単。また組立時間も僅か。

・充填量の範囲は【 7ml-530ml 】*水比重換算




iFillは、ボール等から直接製品を充填可能な充填機です。これまでに無いアイデアで液体から粘性のある製品(固形物を含まない)をボウルやバケツから直接吸い上げ充填が行えます。各種調味液&タレ類、各種ソース、サラダドレッシングケーキ生地や乳製品等の比較的粘性のある製品充填に適したユニークで便利な充填機です。製品アイテム数の多い現場でも活躍します。

 

・ボール等に直差しして最大910mlの高速で正確な充填が可能

・オールステンレス製

・最大113Lのホバートボウルに対応

・キャスター付きなので移動が可能

・75mm・50mmのシリンダーに対応

 



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