目次


  • 食品産業におけるSDGs
  • SDGsの観点から見た食品産業の抱える課題
  • 課題の解決方法~企業がSDGsに取り組むメリット~
  • ご紹介する機械

食品産業におけるSDGs


SDGsは、「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」のことです。

 

SDGsは、17のゴールとその課題ごとに設定された169のターゲット(達成基準)から構成されます。

それらは、豊かさを追求しながら地球環境を守り、そして「誰一人取り残さない」ことを強調し、人々が人間らしく暮らしていくための社会的基盤を2030年までに達成することが目標とされています。

 

 下のグラフは帝国データバンクが実施した調査から抜粋しました。調査によるとSDGsに取り組む企業は年々増加しており、特に2020年から2021年にかけて積極的な姿勢を示す割合が急激に増加傾向であることがわかります。


SDGs

上記のようなデータから、現代社会において企業は利益のみを追求するのではなく経済活動を通じて社会に貢献する姿勢が求められていることが分かります。現段階ではまだ取り組んでいない企業が過半数を占めますが、数年後には数値が逆転していることは確かでしょう。

 

それではSDGsの観点から食品業界として解決していかなければならない課題について考えていきたいと思います。

SDGsの観点から見た食品産業の抱える課題


豊かさを追求しながら地球環境を守るという視点から、

やはり食品産業にとって食品ロスは早急に解決すべき重大な課題であることは間違いありません。

 

まずは下記のグラフ(農林水産省公式サイトより参照)をご覧ください。圧倒的な量の食糧がまだ食べられるにも関わらず廃棄されている現状を確認することが出来ます。

そして私たちが事業として関わっている食品製造業においても年間126万tの食糧が廃棄され、それは全体の21%も占めていることを自覚しなければならないと考えます。

SDGs

生産工程における微量の食材廃棄が重なり、最終的には大量の食材が廃棄されてはいませんでしょうか。

例を挙げるとすれば、食材の容器移し替え時です。

1回だけであれば少量の廃棄だけで済みますが、それが何度も重なると莫大な量の廃棄に繋がります。

課題の解決方法~企業がSDGsに取り組むメリット~


 

UnifillerJAPANとしては、食品ロスを削減できるテクノロジーがSDGs取り組みのカギになると考えます。

今回は作業工程を高効率化しつつ、食品ロス削減にも寄与できる機械の導入を解決方法としてご提案します。

企業がSDGsを追求する際に着目すべきは、経済活動と環境保護の両方のバランスを高次元で両立させることです。

 

SDGsの理念を漠然と想像した際、どうしても取り組み当初のコストアップや手間が増える等のネガティブなイメージが出てきてしまうかもしれません。しかし企業がSDGsを追求することは将来的に確実に企業に恩恵をもたらします。

 

①ムダを排除することによる業務の高効率化

 

例えば生産工程における食品ロスや使用エネルギーの削減が出来れば企業にとってどのような効果があるでしょうか。

食品ロスが減少すれば歩留り率が向上し、使用エネルギーが削減されれば経費が削減されます。

ムダを排除することにより結果的に取り組み企業に対して利益率の向上という形で確実に還元されるのです。

 

②企業の社会的価値の向上

 

SDGsの理念が世間一般に浸透した現代社会において、消費者は商品購入の際にクオリティのみでなく企業の世間的なイメージや環境負荷に対する取り組みを考慮します。

将来的には企業のSDGsの理念に対する無知・無関心は許されなくなるでしょう。

企業として真摯に取り組んでいる企業が、今後は消費者から選ばれるようになるものと考えます。


これから5種類の機械をご紹介します。これらは効率化と食品ロス削減の両方に対応可能な機能を備えております。今後SDGsに取り組まれる企業の方々のお役に立つことが出来れば幸いです。

ご紹介する機械


HopperTopperリリースシステム

HopperTopperリリースシステム

【特徴】

樹脂パーツが配管内を移動し、内部に残った食材等を配管外に排出します。

 

【効果】

1今まで廃棄していた、配管内の食材等の有効活用が可能です。

 

2.食品ロスが減少し、歩留り率が向上します。

 

3.配管内に残る食材等が劇的に減少するので、作業後の洗浄が楽になります。

 



HopperTopperフットペダルシステム

HopperTopperフットペダルシステム

【特徴】

1.搬送~充填(粗計り)の2役を1台で行います。

2.ペダルを装着することにより充填機のような運用が可能(※量の調整は不可)。

 

【効果】

1.搬送~充填を1台で行うため、設置するスペースで悩む必要はありません。

 

2.生産工程で通過する配管が短いため、取り残される食材が減少します。

 

3.搬送~充填を1台で実施可能なため、省スペース・ノンストップ生産が可能です。



PRO2000i LowLevel

PRO2000i LowLevel
PRO2000i LowLevel

【特徴】

1.ホッパーが限りなく下部に配置されているモデルです。

2.フレームで支えられており、大容量ホッパー(132L,240L)が装着可能です。

 

【効果】

1.ホッパーのキャパシティーが非常に大きく、投入作業が大幅に簡略化されます。


2.何度もホッパーへ投入する必要がなくなるため、搬送事故の防止に役立ちます。

 

3.高い位置に食材を投入する必要がないため、職員の身体的負担が軽減されます。



HopperTopper底抜きバルブシステム

HopperTopper底抜きバルブシステム

【特徴】
ポンプボディとタンク下部を直接ホースで接続します。

 

【効果】

1.食材がホース内を移動するため、異物混入等による不良品の廃棄が減少します。

 

2.ポンプをタンク内に直接沈める必要がないため、
衛生的です。

 

3.調理釜等とも連結可能なため、調理~搬送~充填をノンストップで作業可能です。



HopperTopper Toteモデル

HopperTopper Toteモデル

【特徴】

通常のHopperTopperと比べて、幅広の脚・延長されたポンプを装備しております。

 

【効果】

1.大型のドラム缶等を抱き込み、直接搬送を行うことが可能です。

 

2.食品を小分けにする必要がないため、搬送途中の事故のリスクを軽減できます。

 

3.小分けにする際に発生していた食品のロスが無くなります。


アンケート/製品に関するお問い合わせ


製品についてのご質問・お問合せを本フォームにて受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。

フォームが表示されるまでしばらくお待ち下さい。

恐れ入りますが、しばらくお待ちいただいてもフォームが表示されない場合は、こちらまでお問い合わせください。