FooDtech JAPAN 東京 2022 出展報告

　★FooDtech JAPAN 東京 2022 出展報告★

　私達UnifillerJapanは2022年12月7(水)～9日(金)の間幕張メッセにおいて開催されたFooDtech JAPAN 東京 2022に出展しました。

本展示会主催者の公式発表によれば、展示会3日間の参加者総数は17,215名でした。弊社ブースにお立ち寄り頂いた多くのお客様に対し実際に実機を見て触れて頂く大変良い機会となり、お客様の自動化及び省人化に対する熱意に感動する展示会となりました。展示会中に弊社ブースにお越し頂いた皆様、本当にありがとうございました。
　それでは本展示会の様子をご紹介します‼

まずは展示会のハイライト動画をご覧下さい。

わずか”2分2秒”で展示会に行った気分になります！

お忙しい方は動画だけでも見て下さい‼

↓　↓　↓

展示会の動画を見る

”FooDtech JAPAN 東京 2022”

それでは本展示会の内容についてご説明します‼

　本展示会は、RX Japan株式会社が主催する展示会であり、飲食店・レストランにおける人手不足、DX・業務効率化などの課題を先端テクノロジー（ロボット・AI・システムなど）で解決するために開催されました。FooDtech Japanは1年に2回、東京及び大阪において開催していますが、東京エリアでの開催はこれで3回目となります。

　私達もお客様に対し現場の高効率化のためのご提案をさせて頂くため、多くの機械を会場に持ち込みました。

”展示会場”

　今回の展示会は幕張メッセでの開催となりました。幕張メッセは千葉県千葉市は美浜区にある日本最大級のコンベンション施設であり、広大なスペースのみならず都心や各種公共交通機関からのアクセスも大変良い会場です。展示会搬入時はあいにくの雨で非常に強い横殴りの雨の場面もありましたが、展示会後半は天候に恵まれ安心して会場へ足を運ぶことが出来ました。。

　展示会期中は他の展示会も多く開催されるなか、私達はフードテックジャパンエリアのブース番号”12-50”において実機を展示しました。

”今回の展示会の特色”

　今回の展示会は協働ロボットを出展している企業が圧倒的に増えたと感じました。以前から産業用ロボットは多く出展されておりましたが、これまでの展示会（特にフードテックジャパン）と比べて協働ロボットの出展が目立ち、個人的には展示ロボット全体の半数は協働ロボットだったように感じました。

　過去、協働ロボットは前評判と現実との乖離があり、あまり市場に浸透しているとは言い難いジャンルだったかもしれませんが、産業ロボット・協働ロボットのそれぞれの特徴やメリット・デメリットが理解されるようになり、現場において協働ロボットを必要とする顧客に受け入れられる様になったのではないかと思料します。更にロボットのティーチングについても操作が容易で非常扱いやすい技術を様々な企業が展示しており、如何にロボットに関する知識がない職員の方々にも簡単に操作してもらえるかが協働ロボット普及のカギになると感じます。

　また来場者の方々と話をするなかで、異業種からの食品業界への参戦を企図する企業の多さにも驚かされました。企業が持つ既存の技術を生かして食品業界にも進出したいが、業界に対する知識が乏しいので展示会に情報収集に来た方々が多くおられました。このような現状から思料すれば、今後は異業種同士で連携し共同で食品業界においてイノベーションを起こしていく、言わば”クロスコラボレーション”が多方面で巻き起こされるかもしれません。

　今後の食品業界におけるイノベーションに大いに期待したいところです。

”展示した機械”

　私達はお客様が機械やシステムの導入をイメージ出来るように以下の機械(合計9種類)を展示しました。

◆時代の最先端、協働ロボット

コンベヤで運搬されてくる製品に対し自動で追従しながら充填するデモをBAKER-BOTが実演し、沢山の方からお褒めの言葉を頂くことが出来ました。協働ロボットは各種食品製造機械との相性が大変良く、状況や環境に応じて様々なスタイルを提案できることが強みでもあります。

◆簡単いつでも大量生産、多連ノズル充填機

多連ノズル充填機MultiStationが自動で様々な充填を行うデモを実演しました。様々な物性に対応し各種オリジナルレシピも保存が可能なので、省スペース及び大量生産を同時に実現したいお客様には最適の機械です。今回も非常に多くのお客様からお問合せを頂くことが出来ました。

◆まさに理想の省人化、コンベヤ連動デモ

小型の充填機・搬送ポンプ・コンベヤを組み合わせた自動充填ラインを再現しました。高額な機械を購入するには生産数や予算が合わないが、現在の生産段階から次のステージへステップアップしたいお客様に大変お勧めしたいコンビネーションです。

◆効率化の集大成、充填機＆ポンプ

正確な充填及び扱いやすい構造により世界中で多くの方にご利用頂いている各種充填機＆ポンプを展示しました。これらの機械は基本的にエアー駆動方式ですので電気配線が必要ありません。またユーザーフレンドリーな構造となっており大変扱いやすく手入れも非常に簡単です。

”初出展”

　今回、展示会においてBaker-Botの画像識別用カメラである”GOCATOR”を初出展しました。

　GOCATORはカナダはバンクーバーにあるLMI Technologies社の3次元スマートセンサーです。この機材はレーザーでの3Dスキャンによる寸法測定及びカメラによる画像処理により、以前にも増して更に正確なBaker-Botによるコンベヤ上での追従充填が可能となりました。

　更に特筆すべきは外部の光源の影響を受けにくいという点です。以前までは天井の照明が作る陰によりカメラがコンベヤ上の製品の形を誤認識してしまうため、外部からの光を遮断するためブラックボックスが必要でした。しかしGOCATORはその様な外部光源による懸念もなくブラックボックスも不要となったため、非常にすっきりとしたレイアウトによりデモ展示を行うことが出来ました。